廃木材情報広場

平成17年2月9日 研究会総会開催の報告

(静岡県建設廃木材リサイクルシステム研究会)

静岡県建設廃木材リサイクルシステム研究会設立総会の開催報告
31団体・企業、2個人のメンバー(当日総会2団体・企業欠席)により静岡県建設廃木材リサイクルシステム研究会設立総会を開催され、議事についてもメンバーの承認を得ました。

1.挨拶

【挨拶】(社)静岡県環境資源協会事務局長 平井一之
「今日は年度末の大変お忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございます。今日お集まりいただいた静岡県建設廃木材リサイクルシステム研究会設立総会についてですが、みなさまよくご存じかと思いますが、建設リサイクル法が平成14年の5月からスタートしており、実際、国の法律のアスファルトやコンクリート対象になったわけですが、建設発生木材のリサイクルをどのように推進していくかが大きなテーマとなっております。静岡県においても建築確認検査室さんが中心となりまして、今日お手元にある静岡県建設廃木材リサイクルシステム基本計画報告書を平成14年、平成15年とかけて作成いたしました。私もその委員会の委員とさせていただきましたが、その中で建設発生木材をどのようにリサイクルを推進していくかを徹底的に議論しましたが、その集大成が概要版にあるとご理解していただけたらと存じます。これをどうやって具体的にしていくかがテーマとなるわけです。よくあることですが、基本計画を作ってもなかなかそれが活かされないということがたびたびあるわけですが、建築確認検査室さん、環境森林部さんがご検討いただきました結果、私ども(社)静岡県環境資源協会がそれを受ける形で今年度民間主体で基本計画を活かしていくことを準備してきたわけです。本日多くの方が民間主導で建設廃木材のリサイクルについてご賛同いただきましたことに深く感謝するところでございます。実はこの研究会につきましては、私ども(社)静岡県環境資源協会におきまして静岡県環境ビジネス協議会の事務局を行っております。このビジネス協議会は今約400社くらいの企業、団体、行政などいろいろな方にメンバーになっていただいており、この中でテーマを持って頂き研究会を作って頂いております。この研究会がビジネス協議会の中で十数研究会あるわけですが、既にこの中でNPO法人までに発展した研究会もございます。ですから今日お集まりの皆様に設立総会を開いていただいた訳ですが、今回静岡県環境ビジネス協議会の研究会として設立させていただいたことを理解していただきたいと思います。何卒積極的に議論に参加頂くことをお願いしまして本日の挨拶とさせていただきます。」

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2.参加者紹介

当日出席者による自己紹介が行われました。


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3.設立の趣旨

設立趣旨書について、会員に承認をいただいた。

4.定款及び事務局の承認

定款及び事務局の承認をいただいた。
事務局は「有限会社地域環境設計事務所 代表取締役/一級建築士 小沢 健一郎 氏」が担当することになります。

5.研究会代表及び副代表の選任

研究会代表に静岡大学農学部森林資源科学科農学博士、教授、鈴木滋彦氏が、副代表に社団法人静岡県環境資源協会事務局長、平井一之氏が選任された。

【挨拶】静岡大学農学部森林資源科学科農学博士 教授 鈴木滋彦氏
「建設廃木材の再資源化は、サーマルリサイクルとしての燃料用チップ利用率は高いが、マテリアルリサイクルとしてのパルプや木質ボード、堆肥などへの利用率は低い現状にある。この組織で、積極的に木質ボードなどへの建設廃木材チップの利用率を高める研究や、リサイクル製品の需要創出・品質確保などの研究を進めていきたい。」


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6.平成17年度事業の概要

平成17年度事業の概要の説明を行った。

7.意見交換

特になし

8.その他連絡事項

清水建設株式会社技術研究所インキュベートセンター長 堀内澄夫氏から「清水建設の環境・バイオ技術」と題して記念講演を頂き、設立総会は終了した。


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一般社団法人 静岡県環境資源協会
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